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顔面の痙攣を訴えるケース

2014.03.24(23:40) 260

先週の練習会を終了時に参加された先生から、

顔面の痙攣が気になると相談を受けて、

施術させていただきました。



症例:40代 女性 作業療法士

主訴:顔面の痙攣(常に左瞼がピクピクしている感じがする)

所見:全身傾聴‐下肢からのベクトルを通すことで、肝臓の制限を感じる

施術:・肝鎌状間膜のリリース
    →間膜を通じて頭蓋のほうへテンションを感じる

   ・後頭環椎関節のリリース
    →強い制限を感じ、2種類の方法でリリースを行う。

   ・頭蓋の治療
    →頭蓋内で支点(フルクラム)を創り、リリース


考察:施術後に症状のあった痙攣が止まり、視野が広くなったとのこと。

   翌日にリハビリ中に再び痙攣が生じたが、前回とすると頻度が軽減。
   (視野はまだ広いとのこと)

  
   施術に関して~

   後頭関節関節のリリースでは、目的意識によってさまざまな効果を生みます。
  
   上頭斜筋など、眼の動きに関係する組織もリリースできますし、
   
   後頭環椎関節のリリース後、そのテンションを大孔や頸静脈孔をもっていき、

   その孔を通過する組織の流れを改善させることが可能です。


   今回の症例の場合、後頭環椎関節の圧縮が強かった。
  
   柔道の経験者でその際に受傷ベクトルが残っていると感じ取りました。

   通常の4指でコンタクトしたものでは、リリースに時間を要すると感じたため、

   別法を用いてリリースした。

   
   初めの傾聴で、受傷ベクトルの感覚がつかめていたら、時間の短縮が図れた上に、

   治療の流れもスムーズなのもになったと思う。


   初めに、症状を聞いたときは不安に思ったが、傾聴し病変をつかめれば、

   良い反応をもたらすことが可能なので
  
   診断の能力を向上さえていきたいです。

理学療法士、日々、勉強


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症例報告 ~頸椎ヘルニアで上肢の痺れを訴えたケース~

2014.03.21(18:46) 257

症例:40代、女性、介護職

主訴:左上肢しびれ

現病歴:手のしびれが気になりだし、整形外科を受診。
    頸椎ヘルニアの診断を受け、3か月間外来でリハビリを行うも、軽減せず。
    また、持続したしびれに加えて、日によってはめまいや冷えも生じるとの事。

既往歴:特になし

所見:傾聴により、「心膜・右仙腸関節」に制限を感じる。

施術(1回目)
   
   ・右仙腸関節のリリース
    →リリース後、腸腰靭帯へテンションを感じ、靭帯性関節ストレインでこれもリリース

   ・心膜のリリース
    →マッスルエナジーテクニックを使用するが、リリースできない。
    →心臓と脊柱の関連性をみてT3/4のリリースを行う。
    →再傾聴により、左第4肋骨をリリース。 

   ・胸郭上口のリリース  
   
   施術後の患者さんは自身の変化を全く感じず、持続した手のしびれを訴えた。

施術(2回目:10日後)
   
   症状のあった、しびれは施術後の2日目から徐々に変化を実感できたとの事で再び来室。
    
   ・茎状突起を使った中頚筋膜のリリース
   
   ・右舟状骨のリリース
   
   ・後頭環椎関節のリリース
    →硬膜の制限をリリース
   
   ・蝶形骨と右大腿骨の1次呼吸を同調させる

   
   施術後は手のしびれが減ったと言われ、気になっていた肩こりもなくなったと言われる。


施術(3回目:6日後)

   手のしびれは気にならなくなったとの事。
   また、以前と比べて仕事がはかどるようになったためか、右下肢が重くだるいと言われる。

   ・足の指を使って腸骨病変をリリース

   ・右腸骨筋をカウンターストレインにてリリース

   ・L3/4のリリース
   
    
   足の重さはなくなったとの事。


考察:・患者さんについて
   
   心膜の関連した上肢へのしびれが生じていた症例。
   以前、通院していた病院では頚部のマッサージと電気療法のみ行っていたとの事で、
   症状の変化がないことを伝えるたびに、強くマッサージされていたと。
   今回、頸椎に関しては特に施術を行わず、症状がなくなり驚かれていた。


   ・治療に関して
 
   最初の治療で症状が全く変わらないと、言われて正直ショックを受けました。
   説明により治療後も身体の変化が生じると伝えたが、その場では納得していない様子でした。
   その後の変化を感じて、2回目の施術を受けられました。
   
   自分自身の傾聴の能力不足を感じる症例でした。
   部分として感じるものはあるが、その組織は何か?
   その組織との関連性を持つものは何か?
   1回目の治療でマッスルエナジーによる心膜自体をねらうのではなく、肋骨による影響を受け、
   心膜の病変があったと気付かされました。
   
   治療後の変化は可動域の変化だけでなく、患者自身が一番困っている症状まで、 
   変化、もしくは治療後納得させるように努めなければなりません。

   

   

理学療法士、日々、勉強


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症例報告

2014.03.21(18:01) 256

新しいカテゴリーを追加しました。

ここでは、症例報告をブログに書いていきたいと思います。



今まで、記録に残していたものの含めて、書いていきます。

1つ1つの意味の考えて、症状の変化など追いながら、

自分の糧になるように頑張ります。



また、疑問に思うことなどあれば、メッセージを残して頂けると助かります。

まだまだ、未熟者ですが、日々勉強していきます。

理学療法士、日々、勉強


症例報告
  1. 顔面の痙攣を訴えるケース(03/24)
  2. 症例報告 ~頸椎ヘルニアで上肢の痺れを訴えたケース~(03/21)
  3. 症例報告(03/21)