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筋膜の世界

2012.07.12(18:45) 122

筋膜の世界

「fascia」
:運動の力や張力を伝達するすべての結合組織性構造物

「myofascia」
:筋組織とそれに付随する結合組織網が結束して分離不可能な性質のものを指す

                     アナトミー・トレインより


理学療法の世界でも筋膜や膜への注目が集まる中、

筋膜に対するさまざまな概念やテクニックを伝える勉強会にいくつか参加してきました。



筋膜の世界は深いです。

「運動連鎖道場」でも、身体の連鎖を評価していますが、

評価の指標の一つとして、筋膜を通じて筋の関連性を評価しているのではないかと

自分なりに解釈しています。



以前ブログに記載しましたが、

大腿四頭筋の遠心性収縮が不十分で膝関節の屈伸運動の際、

動揺が触診されていましたが、

これを改善するには棘上筋を抑制しました。


全く関連性のなさそうな部位を、探す手段として、

筋膜や膜の流れを評価していたのではないかと思います。


オステオパシーでは全身のつながりを診るため、

膜といっても、筋膜だけではなく、器官を繋ぐ、靭帯や間膜、網膜などなど

さまざまな、「膜」からどこにプライマリーな病変があるのかを

評価・診断します。



そういった、全身を繋ぐ膜く関心が向く中で、その難しさを感じます。

膜の張力を追ったり、流れを感じるには、

研ぎ澄まされた感覚が必要になってきます。


よく、触診で

「まず、皮膚、筋膜、筋、骨と階層に分けて触りなさい」

と言われてきましたが、

それぞれは、

「〜gの圧力で触診しなさい」

などという、数値化できるものではありません。

当然人それぞれ。


その為、教科書では入門として書かれているだけで、

そのとおり、人間の体が成り立つわけではない。

ということがよくわかります。



しかし、理屈が分かっていないと、

感覚だけで人間の体を理解できるのは難しいと思うので、

膜の解剖学・生理学・病理学などなど

深い知識が必要となります。



今週の週末、祝日に筋膜の国際セミナーが開催されるので、

それを受講するにあたって、

アナトミートレインで復習・予習しときます☆彡

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