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症例報告 ~頸椎ヘルニアで上肢の痺れを訴えたケース~

2014.03.21(18:46) 257

症例:40代、女性、介護職

主訴:左上肢しびれ

現病歴:手のしびれが気になりだし、整形外科を受診。
    頸椎ヘルニアの診断を受け、3か月間外来でリハビリを行うも、軽減せず。
    また、持続したしびれに加えて、日によってはめまいや冷えも生じるとの事。

既往歴:特になし

所見:傾聴により、「心膜・右仙腸関節」に制限を感じる。

施術(1回目)
   
   ・右仙腸関節のリリース
    →リリース後、腸腰靭帯へテンションを感じ、靭帯性関節ストレインでこれもリリース

   ・心膜のリリース
    →マッスルエナジーテクニックを使用するが、リリースできない。
    →心臓と脊柱の関連性をみてT3/4のリリースを行う。
    →再傾聴により、左第4肋骨をリリース。 

   ・胸郭上口のリリース  
   
   施術後の患者さんは自身の変化を全く感じず、持続した手のしびれを訴えた。

施術(2回目:10日後)
   
   症状のあった、しびれは施術後の2日目から徐々に変化を実感できたとの事で再び来室。
    
   ・茎状突起を使った中頚筋膜のリリース
   
   ・右舟状骨のリリース
   
   ・後頭環椎関節のリリース
    →硬膜の制限をリリース
   
   ・蝶形骨と右大腿骨の1次呼吸を同調させる

   
   施術後は手のしびれが減ったと言われ、気になっていた肩こりもなくなったと言われる。


施術(3回目:6日後)

   手のしびれは気にならなくなったとの事。
   また、以前と比べて仕事がはかどるようになったためか、右下肢が重くだるいと言われる。

   ・足の指を使って腸骨病変をリリース

   ・右腸骨筋をカウンターストレインにてリリース

   ・L3/4のリリース
   
    
   足の重さはなくなったとの事。


考察:・患者さんについて
   
   心膜の関連した上肢へのしびれが生じていた症例。
   以前、通院していた病院では頚部のマッサージと電気療法のみ行っていたとの事で、
   症状の変化がないことを伝えるたびに、強くマッサージされていたと。
   今回、頸椎に関しては特に施術を行わず、症状がなくなり驚かれていた。


   ・治療に関して
 
   最初の治療で症状が全く変わらないと、言われて正直ショックを受けました。
   説明により治療後も身体の変化が生じると伝えたが、その場では納得していない様子でした。
   その後の変化を感じて、2回目の施術を受けられました。
   
   自分自身の傾聴の能力不足を感じる症例でした。
   部分として感じるものはあるが、その組織は何か?
   その組織との関連性を持つものは何か?
   1回目の治療でマッスルエナジーによる心膜自体をねらうのではなく、肋骨による影響を受け、
   心膜の病変があったと気付かされました。
   
   治療後の変化は可動域の変化だけでなく、患者自身が一番困っている症状まで、 
   変化、もしくは治療後納得させるように努めなければなりません。

   

   

理学療法士、日々、勉強


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