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目標設定~動作の獲得~

2012.02.21(13:12) 85

実習レポートにて、目標設定の際に、

起き上がり動作の獲得、寝返り動作の獲得など、

動作の獲得を目標に挙げてくる場合があります。


もちろんそれ自体は悪いことではなのですが、

なぜ?と問うと、思ったように答えられない場合が見受けられています。

「えーーー、、、しっかり起き上がれないから」

とか、

「歩きにくそうだから」

とか、

観察した状態で分かった点を述べているのですが、

その後どうやって理学療法を進めていくかまで、

考えるのが難しいみたいです。



理学療法プロセスの際にも触れたのですが、

流れがしっかり押さえられていないように感じます。



そこで、評価し目標設定でも動作の獲得を考えるのですが、

ただ、単に~獲得と書くのではなく、

動作を獲得するのに、阻害している問題点は?

と考えるのです。


そうなると、今度は問題点で、

動作時間の延長とか、動作の不安定性~・・・と書くのですが、

どうして、時間が延長しているの?

その判断基準は?



突っ込んで聞くといろいろと考えるのですが、

当然、そこまで考えていく必要があります!


なので、私は動作の獲得基準として3つ考えています。


実用性:何とか動作を行ってはいるが、代償などで、機能障害を起こしてしまいかねない状態

 ⇒片麻痺の患者さんが反張膝が見られている状態で、歩行し続けているのはいいのか?

速度:動作を遂行する際に、かかる時間

 ⇒尿意を感じているが、動作が遅くて、失禁してしまった。

安定性:動作をする際に、転倒・転落等のリスクを含んでいないか

 ⇒動作をするにあたり、フラツキがみられて、転倒し骨折してしまわないのか。


この3つを視点としてみていると、

目標や問題を考えていきやすくなるのではないかと思います。

まだまだ、深く考える事は可能ですが、

1つを深く掘り下げすぎて、全体を見れなくなってしまうのでは意味がないので、

柔軟な発想、思想を可能とするために、

視点を多く持てるようなトレーニングが必要になってくると思います。


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